マネックス証券のメリットは?おすすめできる人の特徴

CFD(差金決済取引)

マネックス証券は、auカブコム証券、SBI証券、松井証券、楽天証券とともに、5大ネット証券のひとつに数えられる、大手ネット証券です。
米国株の取扱数が豊富」「投資信託の種類も充実している」「クレジットカード積立の還元率が良い」と高い評価を得ています。

証券会社を選ぶ際は、さまざまな証券会社のメリットとデメリットを比較、検討して、自分に適している会社で口座を開設することが重要です。

本記事では、マネックス証券のメリット・デメリットや、マネックス証券をおすすめできる人の特徴について解説します。

マネックス証券のメリット

IPO(新規公開株式)に強い

なんと言ってもこれでしょう!!

IPO(Initial Public Offering:新規公開株式)に強い、これがマネックス証券のメリットです。IPOの取扱銘柄数は2021年に72件、2022年に62件、2023年に54件で、IPOを積極的に取り扱っています。
IPOは株初心者の方でも短期間で効率的に利益を出しやすいがメリットです。IPOについて詳細は記載しませんが、『「初値売り」で儲けやすい』という点です。勝率は9割とも言われています。

また、マネックス証券では、IPOについて完全平等抽選を実施している点も特徴的です。他証券会社では抽選の際、一定の条件を満たした優良顧客に優先配分する制度がある一方、マネックス証券ではIPOの抽選では一人一票制を採用しており、当選確率が平等になるように設定されているのも魅力です。

投資を始めたばかりの人も、公平な条件でIPOの抽選に参加できるのです。

マネックス証券IPO

クレカ積立で最大1.1%ポイントが還元され、ポイ活できる

マネックス証券には、投資信託の積立にクレジットカードを利用すると、最大1.1%のポイントが還元されるというメリットもあります。対象となるクレジットカードはマネックスカードのみでしたが、2024年7月5日からドコモのクレジットカード(dカード)でも積立金額に対して最大1.1%のポイントが付与されます。

クレカ積立のポイント還元はほかのネット証券でも実施されていますが、スタンダード(通常)カードでの還元率としてはネット証券での中でも最大です。

なお、マネックスカードでは、カードショッピングでも1%のポイント還元を受けることが可能です。ポイントは、Amazonギフトカードやdポイントといった他社のポイントとの交換や、投資信託の買い付け、株式の取引手数料への充当などに利用できます。
dカードで貯めたdポイントはショッピングはもちろん、マネックス証券での投資信託の購入にも利用可能となる予定です。

各クレジットカードでのポイント還元率
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米国株式や中国株式の取り扱いに強い

マネックス証券のメリットは、米国株式や中国株式の取り扱いに強いことです。
米国株式の取扱銘柄数はおよそ4,500銘柄、中国株式については2,000超の銘柄を取り扱い、香港市場に上場されている銘柄のほとんどすべてをマネックス証券で取引することが可能です。
SBI証券や楽天証券に匹敵する豊富なラインナップがあります。

米国株式の取引手数料は約定代金の0.495%、上限は22米ドルと業界トップクラスの安さなのもマネックス証券の魅力。比較した商品のなかで上限を22米ドルと設定しているのは13社中6社と約半数に絞られるので、米国株式をローコストで取引したいなら積極的に利用すべきネット証券です。

売却時は1米ドルあたり25銭の手数料が発生しますが、買付時の為替手数料は0銭とお得。為替手数料が売り買いともに無料のネット証券には一歩及ばないものの、円貨決済でも買付時は0銭となるため気軽に取引しやすい点が魅力です。為替手数料が負担にならないほど利益が出たタイミングで売却すれば問題なく、長期投資に適したネット証券ともいえます。

マネックス証券_米国株訴求

単元未満株(ワン株)の取引が可能

マネックス証券では単元未満株(ワン株)の取引も可能。ほとんどの証券会社が100株からでなければ取引できないものもありますが、マネックス証券は少額から国内株式に投資したい人にもおすすめです。また、単元未満株の買付手数料が無料なのもうれしいポイントです。

マネックス証券

投資信託の取扱数が豊富

マネックス証券での投資信託の取扱数は1,756本と非常に豊富で、他社証券会社の取扱数の平均1,081本よりも約700本多く取り扱っています。国内株式・先進国株式・バランス型はもちろん、債券・REIT・ブルベア系と幅広く対応しています。さらに全商品の購入時申込手数料はすべて無料なので、さまざまな投資信託を購入したい人や、購入時のコストを抑えたい人にぴったりのネット証券だといえるでしょう。

全株式市場に対応

マネックス証券は、東京・福岡・札幌・名古屋と国内の全株式市場に対応しています。すべての取引所に対応している証券会社はあまりないので、国内株式を幅広く取引したい人にとって、マネックス証券は魅力的なネット証券だといえるでしょう。
例えば、RIZAPは東京証券取引所ではなく、札幌証券取引所のため楽天証券ではRIZAP株は購入できません。

取引ツールが豊富

資産管理や投資情報の収集に便利なツールが充実している点も、マネックス証券のメリットです。国内株式の分析ツールである「銘柄スカウター」は、銘柄ごとに売上高や営業利益などのさまざまな情報を見やすく表示して、銘柄選定を効率的に行えるようになります。分析が苦手な人にも詳しい分析を行いたい人にも適したツールで、無料で利用することが可能です。

ほかにも、スピード重視の発注機能などがあり、国内株式のリアルタイム取引に便利な「マネックストレーダー」や、保有資産全体の動きをグラフで確認できる「MONEX VIEW」、資産の詳細な分析や資産設計のアドバイスをもらえる「MONEX VISION」といった、さまざまなツールも無料で提供されています。
投資初心者から投資歴の長い人まで、幅広い人に便利なツールを提供しているのもマネックス証券の魅力です。

FXや金(ゴールド)などの取引可能!暗号資産CFDも取引できる!

マネックス証券は、国内株式や投資信託だけでなく、債券やFX、先物・オプションまで幅広い商品を取り扱っています。暗号資産CFDや金・プラチナといった商品も購入できるので、非常に魅力的なネット証券です。

債券やFX、先物・オプションであれば大手ネット証券であれば基本的に取り扱っていますが、暗号資産CFDやeワラント、金・プラチナを取り扱っているのは証券会社は非常に少ないので重宝したいです。

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マネックス証券のデメリット

さまざまなメリットがある一方、マネックス証券にはデメリットもあります。

1日定額コースは手数料が550円以上かかる

マネックス証券では、国内株式の取引手数料について、1日定額コースの手数料が550円(税込)以上と、ほかのネット証券に比べて少々割高な点もデメリットです。

ネット証券の国内株式の取引手数料には、1日の取引約定代金の合計額をもとに取引手数料を計算する「1日定額コース」と、1約定ごとに手数料が発生するコースがあります。中には、条件を満たせば手数料が無料になるネット証券もありますが、マネックス証券の定額コースは最低でも550円(税込)の手数料が必要です。手数料の点でほかのネット証券よりも不利といえます。長期的に何度も国内株式の取引を繰り返す場合、取引手数料の合計金額を少しでも抑えることが重要になるため、注意が必要です。

米国株式、中国株式以外の外国株式を取り扱っていない

マネックス証券のデメリットは、外国株式は米国株式と中国株式以外は取り扱っていない点です。米国株式と中国株式の銘柄数には強みがありますが、そのほかのヨーロッパや東南アジアなどの株式を取引することはできません。
投資対象として、アメリカ、中国以外の国の株式も想定している場合は、マネックス証券以外の選択肢の検討が必要になります。
個人的には米国株式が取引できれば良いかなとは思います。

マネックス証券をおすすめできる人の特徴

・IPO(新規公開株式)に強い!!
・クレジットカードでの投資信託積立ができ、最大1.1%のポイントが還元される
・米国株式や中国株式の取扱に強い!!
・単元未満株(ワン株)の取引が可能
・投資信託の取扱数が豊富
・東京・福岡・札幌・名古屋と国内の全株式市場に対応
・取引ツールが豊富
・FXや金(ゴールド)、暗号資産CFDの取引ができる

・国内株式の取引手数料が少々割高
・外国株式は米国株式、中国株式のみの取扱

各証券会社によって強み弱みがあるのて複数の証券会社で口座を開設するのがおすすめです。複数の口座で取引をすることで、強みに応じて使い分けができ投資の幅を広げたり、より多くの利益を出せるようになったりとメリットがあります。
この機会にマネックス証券の口座を開設してみてはいかがでしょうか。

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